先日のミシュランでは、「鮨はどこが選ばれるのか」が気になってました。
「次郎」は入るとして、他はどういう評価になるのか。
老舗系か入るのか、最近の新店が入るのか。
その中でも、「ここは入るだろう」と思っていたのが『すし匠 斉藤』。
来訪したのは昨年の1月なので、多少内容は変わっているかもしれませんが。
アノ「すし匠」から独立した店ができた、と聞いたのが昨年夏ぐらい。
これは行かなきゃ…と思いつつもようやく来訪できたのが今年の年明け。
まだ露出は少なかった頃なのに、この日も予約で満席。
赤坂見附からすぐのビル2階。
靴を脱いで入口を入ると、掘りごたつ式の広々としたカウンター。床は琉球畳。
贅沢に席数がとってあり、ゆったりできる。「すし匠」よりも高級感があるのは、やは赤坂という立地を意識してのことでしょうか。
いただいたのはコチラ。(★は握り)
★海ぶどう
★鰆の昆布〆
白子
カワハギ&芽ネギの肝ソース
赤貝
★白エビ
★青柳貝柱
のれそれ(なまこ酢)
★コハダ(1尾です)
★すじこ(これも軍艦ではなく握り)
★ハマチ
細巻(イワシ、がり、キュウリなどが入った「すし匠」おなじみのもの)
マグロ漬け
★鰆の皮目炙り
タイラ貝磯辺焼き
カニ味噌手巻きずし
★車えび(味噌入り)
あんきも
★中トロ
煮あわび
★うに
★マグロ漬け
炙りトロ
★キンメ炙り
★あなご(煮つめ)
巻物(梅きゅうり)
卵焼き
アイス(きなこ)
+生ビール2杯?
+酒5合
いやあ、がっつり食べてますね…。そして飲んでますね…。
後で見ると改めて恐ろしくなります。歯止めがきかない、すしの魔力。
これで二人でお会計は4万5000円。
飲まなければ4万円なので、鮨で一人2万が予算でしょうか。
これだけ食べて飲んで…なので、CPは高いと思います。
秀逸だったのが「キンメの炙り」(トップの写真)。
脂ののったキンメに火を通すことで旨味を増す。
もちろん「うに」「あなご」などの定番も美味しかった!
カニ味噌を手巻きずしにして手渡ししてくれるような演出も楽しい。
つまみの間に握りをはさむ出し方、赤酢と米酢を使い分けたすし飯、海ぶどうやイワシの巻物などのつまみ、食後のアイスなど
やはり「すし匠」スタイルが随所に見受けられました。
ご主人の斉藤さんは、NYでも修業されたそうで、英語でお鮨の解説もできる。
接待や外国人の多い赤坂にはもってこいのお店。
「これは予約取れなくなるね」と言っていたら、今回のミシュラン。「すし匠」系では、唯一のランクイン。
すしの味がそこまで違うとは思えないので、やはり雰囲気が審査員に受けたということかな。
ちょくちょくは行けないけれど、またぜひ行きたいお店です(ミシュラン熱が落ち着いた頃に)
本日もランキングお願いします。
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「すし匠 斉藤」
港区赤坂4-2-2鳳月堂ビル2F
03-3505-6380
18時~23:30LO 月曜定休
おまかせ(つまみ10品、握り10品以上は出ると思います)2万円くらい